タトゥー(刺青)の痛みをやわらげるために使われる「麻酔クリーム」。

特に有名な TKTX(ティーケーティーエックス) は、施術前に塗るだけで痛みを大幅に軽減できることで人気ですが、

どのくらいで効くの?」「どれくらい放置すればいいの?」と疑問に思う方も多いはずです。

この記事では、麻酔クリームの効果が現れるまでの時間・放置時間の目安・注意点を、

初心者にもわかりやすく解説します。

麻酔クリームの効果が現れるまでの時間は?

TKTXなどの麻酔クリームは、皮膚の表面に浸透して神経を一時的に麻痺させる仕組みです。

一般的には、塗ってから20〜40分程度で効果が現れ始めます。

効果発現までの目安(TKTXシリーズの場合)

濃度タイプ 効果発現時間効果持続時間
TKTX 39%(ホワイト)約20〜30分約1〜2時間
TKTX 40%(グリーン)約25〜35分約2〜3時間
TKTX 55%(迷彩)約25〜40分約2〜3時間
TKTX 65%(ゴールド)約30〜45分約3〜4時間
TKTX 100% ネオ/スーパーネオ約30〜45分約4〜5時間

POINT

麻酔成分がしっかり皮膚に浸透するまでには時間がかかります。

早く効かせよう」と焦らず、30分以上の密閉放置が効果を左右します。

効果的な「放置時間」の目安

麻酔クリームはただ塗るだけではなく、「ラップで密閉して待つ時間」が非常に大切です。

放置時間によって、麻酔の浸透深度・持続時間・効果の強さが変わります。

放置時間の目安

施術内容放置時間の目安効果の特徴
小さめのタトゥー(指・手首など)約25〜30分軽度の麻酔で十分
中サイズのタトゥー(腕・脚など)約35〜45分痛み軽減効果が高い
大きめのタトゥー(背中・胸など)約45〜60分長時間の麻酔持続が可能
脱毛など約20〜30分皮膚が薄い部位にも安全

ラップ密閉が重要!

ラップをしないと麻酔成分が蒸発してしまい、効果が弱まります。

空気を遮断してじっくり浸透させる」ことが最大のポイントです。

効果を最大限に引き出す正しい使い方

1. 施術部位を清潔にする

 皮脂や汚れを拭き取っておくと浸透しやすくなります。

2. 厚め(1〜2mm)に塗る

 薄塗りだと麻酔成分が十分に作用しません。

 肌が見えない程度にしっかり塗りましょう。

3. ラップで密閉する

 空気を遮断して、麻酔が肌に浸透するようにします。

 乾燥防止と効果維持のために必須の工程です。

4. 30〜60分放置する

 時間は施術範囲と濃度によって調整します。

 45分前後でほとんどのモデルが最大効果を発揮します。

5. 施術直前に完全に拭き取る

 残ったクリームがインクの定着に影響する場合があるため、

 清潔なタオルやウェットティッシュでしっかり拭き取ってください。

注意点とよくある失敗例

よくあるミス原因対策
効果が弱い塗る量が少ない/放置時間が短い厚めに塗り、45〜120分密閉
ヒリヒリする肌に合わない/放置時間が長すぎパッチテストを行い、長時間放置を避ける
麻酔が切れるのが早い 濃度が低い/広範囲施術65%以上または100%モデルを使用
赤み・かゆみが出る敏感肌反応/塗りすぎ使用量を減らす or 濃度を下げる
インクが入りにくい拭き残し施術前に完全にクリームを除去

効果を高めるおすすめモデル(タトゥー用)

モデル名 濃度特徴
TKTX 55% 迷彩中間濃度で使いやすい。初めての人に◎
TKTX 65% ゴールド強力・長時間タイプ。痛みに弱い人におすすめ
TKTX 100% スーパーネオ最新モデル。最大5時間持続・低刺激タイプ

購入について(薬局では販売なし)

TKTX麻酔クリームは日本の薬局では販売されていません。

正規品を安心して購入するには、タトゥー用品専門店や個人輸入代行サイトを利用しましょう。

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編集部コメント

刺青用麻酔クリームの効果は、「塗る量と放置時間」で決まります。

たった10分の違いでも、痛みの軽減度が大きく変わることも。

正しく使えば、長時間の施術でも快適にタトゥーを入れることができます。

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