タトゥー、アートメイク、レーザー脱毛などの施術時に使われる麻酔クリーム。

いつから効き始めて、いつ効果が切れるの?」というのは、施術者・施術を受ける側のどちらにとっても重要なポイントです。

今回は、麻酔クリームの効果が切れるタイミングと、その見極め方・注意点をわかりやすく解説します。

麻酔クリームの効果が切れるまでの目安時間

麻酔クリームの効果持続時間は製品によって異なりますが、一般的には以下のような傾向があります:

製品タイプ効果が切れ始める目安時間
一般的な市販品(5%リドカイン)約30分〜1.5時間
中濃度タイプ(リドカイン7〜10%)約1.5〜2.5時間
高濃度タイプ(TKTX、CCACなど)約3〜5時間

※肌質・部位・施術内容・使用量によって個人差があります。

「切れてきた」と感じるサイン

• 触れたときに感覚が戻ってくる

• チクチク、ヒリヒリ感が出てくる

• ラインや針の痛みを再び感じる

• 発汗や摩擦などで麻酔が落ちてしまった場合

こういったサインが出てきたら、麻酔効果が薄れてきている証拠です。

効果が切れるのを防ぐには?

1. 施術前の密閉時間をしっかりとる(30〜50分が理想)

2. 使用部位に合わせて厚めに塗る

3. 施術の工程に合わせて、分割して塗る方法も有効(長時間の場合)

4. 汗や水分を拭き取りながら施術を進める

麻酔が切れた後の対処は?

• 途中で痛みが強くなったら施術を一時中断

• 追加塗布できるか施術者に相談(再麻酔は自己判断NG)

• アイスパックや冷却などで一時的に痛みを緩和する方法もあり

ただし、皮膚が傷ついた状態で再塗布するのはリスクが高いため要注意です。

まとめ

麻酔クリームは非常に便利なアイテムですが、効果には時間制限があります。

切れるタイミングを正しく把握し、施術スケジュールを立てることが快適さと安全性のカギ。

とくに長時間の施術では、どこで効果が切れるかを想定しておくことが大切です。

痛みを最小限に、施術のクオリティを最大限に。

正しい使い方で麻酔クリームを賢く活用しましょう!

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